今回は文京区目白台2丁目『幽霊坂』付近をご紹介♪
険しい坂が多い文京区にあって、辛うじて購買を感じられる坂道が日本女子大西側にある幽霊坂。案内板や石碑等由来を表すものが無いのも、勾配同様なんとも控えめである。
その名の由来は、かつて坂の西側に日蓮宗本住寺があり、その墓地が竹垣の間から見えたのでこの名前がついた。今でこそ夜道も明るく歩けるが、江戸時代、昼でも鬱蒼とした暗い道や場所も多く、当時の坂道は今で云うランドマークとしての機能を持っていたので、昼でも暗くて怖い坂道を幽霊坂と名付けたのは誰が見てもわかり易く、覚え易い名称として最適だったのだろう。ましてや近くに寺院や墓地などがあったらなおさらである。名こそおどろおどろしいが、江戸の頃から開けていたこの坂は、今では迂回することなく不忍通りと目白通り、二つの大通りを行き来するのに無くてはならない生活道。
また別名「遊霊坂」とも呼ばれていて、文京区内にもう一箇所ある同名の坂道とは一線を画しております ( ̄ー ̄)
目白通りを椿山荘方面へ歩くと目白台三バス停留所前にUSA Cotton Fabric Store『FROM USA』がある。
店内にはカットされたUSAコットン生地が、棚一面に一枚一枚行儀良く立てて収納。 その姿は今は懐かしきレコードショップを彷彿させる。生地は全てUSAからの直輸入。小さな布(27cm×27cm)を含め、常時約1000種類ある生地の中から好みの物を見つけるのはまるで宝探し♪「カワイイ系、アニマル系、幾何学模様系…いろんな括りで置いてますから、何でもお尋ねくださいね。」とオーナー。特筆すべきは、絵画のようなデザイン性のある生地の多さ。それもその筈。子供の頃、海外土産で貰ったネイチャー柄の布に驚愕、ずっと燻っていた思いを形にしたのが5年前。「文化の違い」に重きを置きセレクトしているとのこと。事USAの物は、リアルなネイチャー柄やアニマル柄が多数あり、ファブリックとしてだけではなく、額装し絵として楽しんだり、タペストリーとして部屋の間仕切り、壁紙替わりにと様々に使えるクオリティの高さはオーナーのお墨付き☆オープン以来、3割強が男性客と言うのも頷ける。
こちらでは巻きロック加工(10cm¥20)も受け付けており、裁縫が苦手な方も安心。入門編として、気に入ったカット布にかがり縫いを施し、オリジナルハンカチを作るのがお勧め。ホワイトデーのお返しや、ちょっとしたプレゼントにも最適。またオリジナルテッシュカバー(¥400~+税)もこの時期の一番人気☆
他にもファイヤーキングのマグカップ等USAビンテージの雑貨もあり、時間が経つのを忘れてしまうお店です (´∀`*)
《FROM USA》
文京区目白台1-23-5-1F
☎ 03-3941-6470
営業時間 11:00~19:00
定休日 木曜