ひまわりくんのた・の・し・い・よ・り・み・ち♦♫♦

今回は文京区大塚5丁目『吹上神社』付近をご紹介♪

吹上稲荷神社は旧大塚下町にある御宮。
一の鳥居をくぐった先に二の鳥居。隣には豊島岡墓地があり、そこの緑と相まって、色濃く、静かな鎮守の杜を形成している。石段を登ると東京で現存する最古のお狐様(1762年)が参拝者をお出迎え。凛とした対の姿は、優しく味のある表情で、時を経ても訪れる者を癒してくれます(´∀`)
元は江戸城中紅葉山吹上御殿に「東稲荷宮」と称し、保食之大神(うけもちのおおかみ)を祀っていた神社。後に徳川家から水戸松平家へ、そして1751年、現小石川4丁目に鎮守神として移遷、吹上稲荷神社と改名奉った。その後、護国寺月光殿から大塚上町、大塚仲町と移遷し、1912年現在地に遷座、この地の鎮守神として見守り続けている。なるほど徳川家縁の神社とあって、賽銭箱に見事な葵の御紋が配してあるのも頷けます(^-^)

護国寺正門近く、音羽通りにある御菓子司『甲月堂』(文京区音羽2-10-1)さんは明治20年創業の老舗の菓子店。時代にあった和菓子も取り入れながら、4代目がしっかりと受け継がれし味を守っています。オリジナル銘菓「月光殿最中」は、護国寺住職より2代目が名を拝領した逸品。また、今月より店舗内甘味処にて、期間限定かき氷を提供。こちらのかき氷お薦めは何といっても白玉をトッピングしたクリーム宇治金時☆自家製餡子は小豆の粒を感じさせつつ上品な甘さで抹茶の味を引き立たせ、白玉は水々しくツルンとした食感に加え心地良い歯応えも楽しめます。本命の氷に至っては、4代目の腕の見せどころ。上の氷はふわっと雪解けの如く仕上げ、下にゆくにつれ少しづつ氷を荒く削る。「氷は削り方次第。こうしないと最後まで氷を旨く楽しめないからねぇ。」妥協を許さない老舗の心意気、頂きました☆
「昔はこの辺りまで都電が通っていて、いろんな店も多く賑わっていたのよ。」と店主の叔母様。お手すきの時には懐かしいお話が伺えるかも♪
残暑厳しい散歩の寄り道、夏の甘露を味わってみませんか(o^^o)

《御菓子司 甲月堂》
営業時間 9:00~19:00(甘味処12:00~18:00L.O.)
定休日 月曜
☎ 03-3941-4355