ひまわりくんのた・の・し・い・よ・り・み・ち♦♫♦

今回は新宿区神楽坂6丁目『朝日坂』付近をご紹介♪

朝日坂は、神楽坂坂上スーパーKIMURAYA脇の坂道。
勾配の厳しい神楽坂にあって珍しく可愛らしい姿。
その昔、泉蔵院という寺があった。境内に朝日天満宮があり、この辺りを牛込朝日町と呼んでいたのが由来☆
かつてこの坂の途中に「公衆食堂」があり、人々の胃袋を満たしていた。全国に波及した米騒動の影響を受け、大正9年4月東京市営食堂第一号として東京市公設神楽坂公衆食堂を開設。
メニューは朝定食(10銭)から珈琲等ハイカラなものまで様々。
大正12年におきた関東大震災で必要性が高まり、昭和7年まで増設。最盛期には市内16ヶ所で営業。利用者ランキングでは丸の内に次ぐ2番人気の神楽坂食堂。座席数168席、一日平均一食あたり数百食から千食以上配食していたとも☆現在も江東区にある深川モダン館(旧 東京深川食堂)が当時の面影を残しています(´∀`)

「この辺りは昔からの商店街。赤城神社下辺りにバットの工房もあったよ。」と話すのは老舗商店のご主人。
確かにありました!それも川上、長嶋といった往年の選手のバットを手がけていた『玉澤バット商会(会は旧漢字)』が昭和60年頃までこの地で営業(現㈱スポーツ玉澤 台東区)。明治45年、山吹町で創業し、巨人軍とは球団創設からの付き合いで、球団ユニフォームやグローブといった野球用品全般も収めていたのこと。木製バットを作っていた当時、遠征試合で来る選手たちが、バスを乗り付けその場でオーダー。「何度も握り、感触を確かめながら職人と作っていたのが懐かしねぇ。」と玉澤の4代目。神楽坂は歴史満載☆
とはいえ、新しいお店も。
朝日坂入口近くに去年9月にオープンしたパティスリー『Le Pommier(ル ポミエ)』(新宿区神楽坂6-58-2)さん。お薦めのケーキはポミエ。仏語で林檎の木。口に入れた瞬間、爽やかなりんごを感じる風味豊かなケーキ♪
また、干支の動物をモチーフにした可愛いエクレアも。その年の干支をイメージしたクリームが入っていて、毎年違うお味を楽しめるのも人気の秘密☆
秋の夜長、美味しいスイーツで癒されてみては( ლ౪ლ)

《Le Pommier 神楽坂店》
 営業時間 10:30~19:30
 定休日  水曜
 ☎    03-6280-7584